今回ご紹介するのは『香り×読書のご褒美』2回目。
“誰も知らない世界のことわざ”ד ワルニ ワルニ ”になります。
素敵な物語と、本の世界に誘う香りのマリアージュをご提案。
香りの魔法で導かれる物語の世界...ご褒美にいかがでしょうか。
皆さんこんにちは。
“ご褒美提案人*雨降りソーダ”と申します。
本は色んな国や異世界に導き、様々な感情や体験を与えてくれます。
そんな読書の時間に1つのエッセンスを。
本に物語があるように、香水にも物語があり、互いが重なる瞬間があります。
今回は、『誰も知らない世界のことわざ×ワルニワルニ』のマリアージュをご提案します。
テーマは“多様性”
心開かれる香りと価値観の共有を楽しむ本の組み合わせをぜひご堪能ください。
まずは香りからご紹介します。
1回目の記事もよかったら覗いてみてください♪
Maison Matine(メゾン マティン)
『ワルニ ワルニ “こっちにおいで”』
“こっちにおいで”というネーミングにぴったりな、ポップでわくわくする見た目のこちらの香水。
メゾン マティンから出ている ワルニワルニ(オードパルファム)です。
お茶系のフレグランスで、例えるなら華やかだけれど甘さ控えめなストレートティー。
華やかさと品を持ち合わせた、淡く柔らかな香りになっています。
オードパルファンですが、持続時間は5時間弱くらいで主張は強くないので優しく上品に香ります。
シュッと吹きかけ目を閉じると…
柔らかなお茶とカルダモンのふんわりとした香りが漂います。
どの国でも親しまれているお茶は、まるで空が繋がっているかのよう。
香りのテイストは異なりますが、お茶を通して共有した空間が広がっていきます。
次第にゆったりとしたフリージアとオレンジフラワーの華やかな香りがしてきます。
色彩豊かでありながら淡く繊細で、人々を表しているかのようです。
様々な国の人たちが同じ空間に馴染み交わるようなイメージが浮かびます。
土台となっているのは、クマリン、シダーウッド、ムスク。
甘さを感じる優しい香りは、人々が楽しく暮らす空間を包み込んでくれる温かな居場所のよう。
どんな意見も肯定してくれるような居心地の良さがあります。
つけ心地はとっても軽く、遊び心がありながらも品の良さもあるので、普段使いもしやすいフレグラスです。
こちらの素敵な香水、まずは少量のアトマイザーで試していただきたかったのですが、お取扱店がありませんでした。
少量のお取扱いが今後ありましたら、追記させていただきます。
素敵な香りに合わせるのはこちらの一冊。
『誰も知らない世界のことわざ』
ようこそ、奇想天外なことわざの世界へ!
「ロバにスポンジケーキ」
「ウサギになって旅をする」
「あなたのレバーをいただきます」……?
世界には、こんなにも風変りで美しい表現方法がたくさんある!
世界的ベストセラー LOST IN TRANSLATION
(邦題『翻訳できない世界のことば』)の著者が、
世界のユニークなことわざや慣用句を51語集め、
感性あふれる文と絵で紹介した一冊。
人生を豊かに生き抜いてきた、先人の知恵の数々に出会えます。
多様性を感じる香りにぴったりなこちらの本。
『誰も知らない世界のことわざ』です。
絵本のようなテイストで、挿絵も可愛くてとってもお洒落です。
日本のことわざも紹介されているのですが、耳にしたことのあることわざも、改めて考えると凄くユニークで...!
先人たちの感性の豊かさ、言葉を紡ぐ美しさを感じることができます。
私のお気に入りはアルーマニア語のことわざ。
“一輪の花だけが春をつくるのではない”
言葉だけでも何となく伝わると思うのですが、ぜひ本を読んで意味や作者の解釈を見ていただきたいです。
“ワルニ ワルニ”の香りを強く感じる、素敵なことわざに出会えました。
みなさんも香りによって開放された空間の中で、本を通して多様性の共有をしてみるのはいかがでしょうか。
前作の『翻訳できない世界のことば』も香りにぴったりな1冊です。
まとめ
お気に入りの“ご褒美”には出会えましたか?
この「ほぼ日、ご褒美」ブログは
私の好きなもの、オススメなもの、興味のあるもので
皆さんにも息抜きと癒やしの時間を提供できたらいいなと思い始めました。
色んなジャンルのご褒美を扱っていきますので
ご褒美を選ぶお手伝いができたら幸いです。
心が華やいだ時、心に雲がかかった時
晴れやかな気持ちの時、気持ちに色がなくなった時
いつでもふらっと立ち寄ってください。
今日も素敵な貴方にぴったりのご褒美がみつかりますように*゜
ご褒美提案人、雨降りソーダ。